ボディメイクコラム

Column

2016/10/05

類は友を呼ぶ ~ダイエット成功のために関わらないほうがいい人~

ボディメイクコラム

 

類は友を呼ぶとは、気の合う者や似通った者同士は、自然に寄り集まって仲間を作るものであるということ。

※故事ことわざ辞典より引用

http://kotowaza-allguide.com/ru/ruiwatomowoyobu.html

 

 

このことわざは有名ですね。

「類は友を呼ぶ」は、時として最強の味方に、時として最悪の足止めになります。

これはダイエットにおいてもそうなのですが、人生のプランニングにおいても言えることです。

 

 

ダイエットにおいては、自分の食事量が多すぎたり、運動不足であることが顕著にわかっているのに、同じジャンルの人と群がることです。

それは上手く自分をコントロールできていない事を認めたくない心理が伺えます。

 

 

「みんなやっぱり食べてるな、飲んでるな・・・」

「この人意外と家でダラダラしてるんだ」

「だから私もたーべよ♪」

「だから私もさーぼろ♪」

「この時間が最高!」

 

 

それが自分の中で腑に落ちているのなら良いんです。

納得出来ているのなら。

そうではなくて、

 

 

「あー、また食べちゃった、飲んじゃった・・・」

「ガーン、また体重増えた」

 

 

こう思ってしまうのに、同じ類の人たちと戯れるのは、とてもとても危険なこと。

本来自分が達成したい目的、目標を、極めてボカしてしまう。

悪いタイプのルイトモです。

 

 

同じ類の人たちと会えば自分は羽目を外してしまう。初めからそうなることが分かっているのなら、そんなスケジュールを自分でたてないこと。

それでもそのような予定を入れてしまう人は、その先のアドバイスは無いでしょう。

自分で判断、決断しているわけですから。

 

 

反対に、その行動に一片の迷いもないタイプの人も居ます。

 

 

「この場(人たち)は最高に楽しいから、気にせず食べて、大笑い!!」

「だからそのぶん私は運動するときはしっかりする。辻褄合わせを必ずする。」

 

 

で、そういう人は、そういう人達と群れるんです。

「むしろ楽しく食べた分、みんなでトレーニングしにいこっか♪」

みたな感じは最高ですね☆

いいタイプのルイトモです。

 

 

良くも悪くも類は友を呼びます。

最近流行っている「引き寄せの法則」と近しい部分がありますね。

 

 

 

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そしてこれは大きな話になるのですが、人生においてもルイトモは影響を及ぼします。

先程はダイエットという項目で書きましたが、あなたのライフスタイルにはダイエット以外に何項目ありますか?

 

 

仕事、趣味、精神世界、様々なジャンル(項目)があり、その項目ごとにさらに細分化されていきます。

「良いタイプのルイトモ」で群がるのか「悪いタイプのルイトモ」で群がるのかでは、雲泥の差です。

 

 

良いタイプの場合

最近自分の周りには、とても自分を高めてくれる人が集まってくる。

わたし、こんなに楽してお金稼いじゃっていいのかな。

わ、あの人またステキな人を紹介してくれた。

わたし今、波に乗ってるわーーー!!

 

 

その境遇にある人は、過去に依存しません。

自分のやりたいこと、未来のためにいま出来ること。

それを実行して楽しんでいます。

すべて、自分で選んでいるんです。

自分自身の投影が、いま貴方の周りにいる人達です。

 

 

悪いタイプの場合

なぜ自分の周りには、自分を苦しめるような人ばかり集まってくるのだろう。

食べ過ぎをやめられない。お酒をやめられない。

煙草をやめられない。性依存をやめられない。

目標を達成できない。やりたいことが出来ない。

気付けば自分の周りに居る人は、そんな人ばっかり。

 

 

その環境は誰が作ったのでしょう?

なぜ原因ばかりを探るのでしょう?

あの時、あの人が私にこんなことを言ったから

あの時、あの人が私にこんなことをしたから

そのせいで今の自分が居るのでしょうか?

 

すべて、自分で選んでいるんです。

自分自身の投影が、いま貴方の周りにいる人達です。

 

 

ですので、自分のやりたいこと、目的、目標に対して、それを邪魔するような環境(類の人)とは距離を置くことをお勧めします。

たとえ一人であっても繋がらないほうがいいと思います。

群れる人が10人いたなら、9人が良いルイトモであっても、たった1人悪いタイプの繋がりがあると、エネルギーは悪いタイプ側に吸収されてしまいます。

ほとんどの場合、悪いタイプのほうが誘惑レベルは強いですしね。

 

 

ということで、勇気ある選択をしましょう。

あなたに必要なモノと、必要のないモノ、

 

 

取捨選択。

 

 

そしてこのルイトモ説には気をつけておきたい事があります。

 

 

“良いタイプも悪いタイプも、自分がその類に属している真っただ中では、自分が置かれている状況に気付きにくい”

 

 

灯台下暗し。

時には立ち止まって、客観的に自分を見てみることが必要ということ。

 

 

いま貴方がやりたいこと、目標にしていることに対して、自らつくり出している環境は、良いルイトモ?悪いルイトモ?

再確認してみることで、自分の心理や行動パターンを把握することができます。

結果というのは、後から自然とついてくるようになりますよ。

 

 

他人を変えようとせずに、まずは自分が変わる。

自分(類)が変われば、その波長と同じ人(友)を引き寄せる(呼)ということ。

 

 

もし現在の自分が納得いくものではなかったり楽しめていない場合、そこから納得できる自分に変わっていく過程では、いま貴方のまわりに居る人たちの多くは離れていくでしょう。

 

 

波長が合わなくなるからです。

 

 

それは関係を手離した方がいいという大事なサインなのですが、多くの人はその関係性を崩したくないという感情が働いてしまって、現状に依存しています。

 

 

一体いつまでその負のスパイラルを辿るのでしょうか。

 

 

著者がこうしてWeb上に残している言葉は、そういった局面に気付いていただける道標の一つということです。

パーソナルトレーナーとしての役割ですね。

上から目線で言っているのではありません。

 

 

記事を見るか見ないかは、あなた次第。

行動するのかしないかも、あなた次第。

 

 

人はいつだって、自分で選択できるんです。

してきたんです。

 

 

あなたがダイエットやトレーニングをする意味や動機づけを、再確認するといいかもしれません。