2018/01/31
西洋医学と東洋医学
ボディメイクコラム
西洋医学と東洋医学
西洋医学(現代医療)の歴史は「応急処置」です。
つまり、急性期の症状であり「骨折・大量出血・アレルギーなどによるショック症状・その他緊急性を要する臨床疾患」への対応が基本となり、前述の症状による“死亡”を防ぐことに本来の焦点があります。
東洋医学(中医学)の歴史は「自然治癒力・自己免疫力」です。
上記で述べた西洋的な応急処置を施さなくても死亡には至らず、自然治癒力・自己免疫力により症状の寛解を見込めると判断できた場合に適用します。
いずれも、どちらが良いか悪いではありません。
ケースバイケースです。
しかしながら、
慢性的な症状に対して必要以上の投薬をすることや、必要のない手術を敢行すること(適切でない西洋医学療法)や
末期の臨床疾患であり本人が存命を望むのにも関わらず、自然治癒力による療法を押し付ける(適切でない東洋医学療法)など
これらには、違和感を感じます。
結論は出しませんが、著者は西洋医学と東洋医学のいずれかに偏らない「統合医療(療法)」をまだまだ増やしていくべきだと考えています。
フィットネスクラブやパーソナルトレーニングジムの業態においても、本当の意味でこの部分「統合医療(療法)」とリンクすると、健康に対しての本質的な相互作用と相乗効果が見込めるのだと思います。
2018/1/31
松下 幸広