ボディメイクコラム

Column

2020/03/20

男性が考える女性性と新しい文明開化

理念・哲学

 

 

 

 

 

 

 

男性が考える女性性と新しい文明開化

 

 

 

 

 

 

 

はじめにお伝えしておくが、今回の内容は男女を差別するような内容ではない。

中立的な立場からの見解である。また、理屈ではなく感覚的に読み進めていただくことをお勧めする。

 

 

 

 

 

 

【 男性性・女性性とは何か 】

私たち人間には男性と女性という性別がある。これは生まれ持った性であり、変化のさせようがない。

一方で、昨今見聞きする機会が増えた「男性性と女性性」とはどのようなものであろうか。

これは男性・女性という性別を問わず、一個人が持つ「男っぽさ」「女っぽさ」と置き換える事ができる。

 

男性性とは、「論理性、合理性、競争性」であり、

女性性とは、「直感性、感情性、調和性」である。

 

これは多くの方が本能的に理解できるだろう。

 

 

 

 

 

 

【 女っぽい男・男っぽい女 】

私たちが生活を営む社会には様々な性格の人がいる。その中でも今回の記事に沿って考えて頂きたいのは、女っぽい男と男っぽい女についてである。

これは前項に記した性別とは分離している男性性と女性性についての定義材料になる。

 

女っぽい男性とは、直感的で、感情豊かで、他人との争いを嫌うタイプ。

わかりやすく言えば、計画性が無く、喜怒哀楽が激しく、勝負事が苦手で、ナヨナヨした男性だ。

女性性が強い男性と言える。

 

男っぽい女性とは、論理的で、感情のコントロールが上手で、勝負事を好むタイプ。

わかりやすく言えば、計画を立てることが得意で、冷静に物事の効率を考え、上下関係を重んじる、シッカリした女性だ。

男性性が強い女性と言える。

 

 

 

 

 

 

【 現代社会は○○性 】

いまの社会は、資本的優位性を持つものが権力を握る。つまり、「お金」を多量に持つ者、多量に動かし物質的資産を持つ者が事実上の権力を握る。

 

この権力を手に入れる為には、論理性と合理性をもとに冷静に物事を捉え、他人より自分が上に立つ事で成り立たせる必要がある。

 

説明しなくてもご理解いただけると思うが、これは男性性の社会であり、資本主義的構造である。

男性ではなく「男性性」である。

 

その証拠に、女性の社会進出を謳いつつも、実際に周囲が認識するレベルで活躍できる女性になるには、「社会に適合する論理」を存分に携えておかなければならない。

 

つまり、男であれ女であれ、男性性の強い一個人でなければ現代社会では生きにくいということにな…  っていたのが今までだった。

 

 

 

 

 

 

【 時代は女性性へ 】

前項では現代は男性性優位の社会だと述べたが、実はいま、時代は大きく変容しようとしている。いや、今が変化の真っ只中である。

 

この根拠は「文明級の歴史」と「天体の構造」が大きく関与しており、簡単には記述できないが、時が来れば以降の記事で詳しく解説の機会を設けたいと思う。

 

少し例を挙げるとすれば、洋服の流行り物が一定の周期で昔に流行ったものが一巡して再来することや、珊瑚の産卵は満月の夜に行われるが、珊瑚が意識的に月のタイミングを見計らっているとは言いにくいことだ。

 

さて、歴史や時代は繰り返される事で進化し、社会は天体の法則により変容していく。

 

これからの何百年間は、女性性がますます優位になることは一定の法則であり、摂理であり、直感的、感情的、調和的、先には心や意思の伝達レベルがより進むことになるだろう。

 

ある意味「嘘」がつけない、つきようのない社会になるのだ。

 

そして、女性性優位になっていくこれからの社会では、男性性優位の資本主義的経済はみるみる衰退して行き、それでも既存の価値観にしがみつく者は、より大きな苦しみや痛みを味わう事になるだろう。

天体級の社会変容には抗う事はできないからだ。

 

これからは、女性性を大事にする人が社会的価値を身に付け、供給能力を有するようになる。

 

 

 

 

 

 

【 男女の意識にこれから必要とされること 】

時代が変われば生き方も変えていかなければならない。

固執して抗う者は、波に逆らってサーフィンをしようとする様なものだ。

波に抗わず、波に乗って初めて、自分の行きたい方向へ行ける。

 

 

 

男性は、女性の直感的、感情的、調和的な部分を理屈や権力で支配しようとせず、寛容さを持って女性の柱になろう。

 

女性は、直感的、感情的、調和的な部分を多く持つ男性が、ナヨナヨした男らしくない男性という価値観を捨てよう。

 

 

 

女性性の時代になるというのはそういう事だ。

 

 

 

一方で、女性性の時代が色濃くなっても、男性・女性ともに、個人に内在する男性性が消失するという事ではないので、その点はご留意頂きたい。

 

また、「女性の時代」ではなく、「女性性の時代」であるという事も念を押してお伝えしておく。

 

「男 女」が共に歩んでいくことに意味があるのだ。

 

 

 

 

 

 

【 最後に 】

今回の記事は2020年3月20日 春分の日に書き終えられた。実はこの事に著者自身も少し驚いている。まるで勝手に指が動くかの様に書き終えてしまったからだ。

 

内容がなかなか腑に落ちない人もいるとは思うが、届く人に届いていれば幸いである。

 

 

 

 

 

 

新しい文明開化へ。

 

 

 

 

 

 

読者の皆様に愛と感謝を込めて。