ボディメイクコラム

Column

2016/11/16

期待と希望の違い

マインド

 

 

「期待」と「希望」について混同してしまう人も多いかもしれませんが、簡単にまとめておきます。

 

 

「期待」とは、相手にこうなってほしいとか、期待する側が期待される側に見返りを求めるという事です。

「こうしたほうがもっとうまくいくのに」と、聞かれてもいないのに相手に自分の意見を押し付ける、つまり自分にとって都合が良い結果を自分の中に予め作っておいて、相手をコントロールしようとするのが期待。またの名を、正義と呼びます。

自分が正しいと思っていても、それが相手にとって正しいかどうかは、別なんです。

 

 

「希望」とは、見返りを求めない願いや望みのようなもので、相手に介入しない。

“自分はこうする”という望みは持っていますが、相手にも自分にも「選択の余地」があります。

これはエゴではなく 愛 です。

 

 

私の場合だと、ダイエットやボディメイクの指導をしていますので、その時の自分の知識・技術・スキルを最大限活かして最善のセッションを提供していますが、お客様の体調や日常生活においての満足感や充実感を増やすために“常にその時の自己ベストを尽くす”というトレーナーとしての志はあっても、このセッションを継続する事で「絶対に痩せて下さい!」とか「絶対に綺麗になって下さいね!」などは言いませんし、自分のエゴ的な期待を持って指導はしていません。

お客様の希望や要望を確認して、それに対してその時に出来る最善のアドバイス(知識・技術・スキル)でサポートをします。

 

 

少し上から目線に感じるかもしれませんが、変わろうとしているのは「本人」なので、いくら私が最善のセッションを提供できたとしても、本人が希望を持って行動しなければ、前に進むことはありません。

プリンシパルでは、お客様の「自立性・自発性」を尊重し、優先しています。

わざとストレスを与えて効果を出す方法もあるようですが、それは私自身の気分が優れませんので採用していません。

 

 

このように、店としても一人のトレーナーとしても、何かを押し付ける事はありませんが、強制要素が極めて低い指導の仕方をしているので、それが物足りなく感じられる方がいらっしゃるのも、事実です。

プリンシパルのセッションや方向性は、短期的というよりはゆっくりと無理のない自分のペースで、少しずつ自分のモノにしていくスタイルと言えると思います。

 

 

方向性は独自のものですが【トレーニング・コンディショニング・食】における【知識・技術・スキル】は、自信を持って最高の指導をさせて戴いております。

 

 

ご興味を持たれた方は、見学だけでも受け付けていますので是非一度ご来店くださいませ。

いつもコラムを読んで戴きありがとうございます。