ボディメイクコラム

Column

2015/04/02

太らないデザート・スイーツの食べ方

栄養

 

 

 

今回のテーマはダイエッターには嬉しいもの。正しい知識を身につけ大好きなデザート・スイーツを罪悪感なく楽しみましょう。

 

 

 

食後のデザート・スイーツが一番太る
「食後のデザートは吸収されにくいから太りにくい」 この考え方を持っている人は多数います。 食後(お腹が満たされた状態)であれば、余計なカロリーだから吸収されずに排泄される。 このような考えみたいですね・・・ しかしながら、真逆です。最も太ります。

 

 

 

「3時のおやつ」は理にかなっている
長きに渡って「3時のおやつ」は習慣として根付いてきました。 お昼の3時~4時はちょうど昼食と夕食の間の時間。ですので少しお腹が空いてくる時間帯と言えます。 そしてこのタイミングで食べるデザート・スイーツが最も太りにくいのです。

何故でしょう?

 

 

 

太らない為のポイントは「空腹感がある状態」で食べるということ
お腹が空いてきたという事は、栄養素が足りない。というカラダのサインです。 栄養素が不足してきているのですから、食べたものをエネルギー活動(筋肉を動かしたり脳を働かせる)に出来るだけ早く回す身体の機能が働きます。脂肪細胞に吸収される余裕があまりない訳です。

お腹が満たされてきたときは、栄養素が十分にある。というカラダのサインです。 栄養素が十分に足りていますので、満腹感がありながらも送り込まれてくる栄養素は、当然余ります。 世間の勘違いの様にそのまま排泄されれば問題ないのですが、ヒトの身体はいつかの飢餓に備えて、余った栄養素を脂肪細胞へ送り込んでしまいます。 体脂肪が増えて、「太る」という事です。

 

 

 

具体的な対策法
お腹が満たされている時に食べるデザート・スイーツは太りやすく、お腹が空いている時に食べるデザート・スイーツは太りにくい。前項ではこのように述べました。 では実際の生活ではどうするべきなのか? ここでは具体的な対策法をお伝えしていきます。

 

 

~食後のデザート編~

メインの食事を腹5~6分目までにしましょう。 例えば友人とランチに行ったとします。メインの食事は少なくても600~800kcalはあります。食後に出てくるデザートやスイーツのカロリーは、おおよそ200~400kcalが想定されます。もし満腹状態でデザートを別腹で食べたとすると、1000kcalくらいは簡単に超えてしまいます。
デスクワーク中心の成人女性や、一般的な家事をこなす主婦が1食に必要とするカロリー量は600~700kcal程度(朝昼晩3食摂取したと想定)ですから、完全にカロリーオーバーですね。
ダイエット中だけど、どうしても食後のデザートは食べたい・・・そんな時は、メインの食事を腹5~6分目(400~500kcal程度)にコントロールしましょう。

 

 

~間食編~
食べる場合は、15時前後を目安にしましょう。 実際には、昼食と夕食の真ん中の時間帯(昼食が12時、夕食が20時の場合であれば16時頃)に食べれば、体脂肪になりにくいと言えます。 ポイントは「空腹感がある時に適量食べる(約200kcal迄が目安)」という事です。

 

 

 

最後に
今回は「太らないデザート・スイーツの食べ方」というテーマでお伝えしました。 デザート・スイーツは絶対に食べないといけないものではありませんので、あくまでもメインの食事の栄養バランスと適切量を一番に考えてください。
「正しい量とタイミング」をコントロールして、罪悪感なく楽しむデザート・スイーツが絶対に幸せです。

 

 

 

カロリー参考食品
・カステラ    1切 160kcal
・アイスクリーム 1掬 170kcal
・シュークリーム 1個 250kcal
・ショートケーキ 1個 280kcal
・チーズケーキ  1個 300kcal
・スイートポテト 1個 350kcal