ボディメイクコラム

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2018/03/22

呼吸法の真実

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呼吸法の真実

 

 

 

呼吸法は様々ありますね。

腹式呼吸、胸式呼吸、どこで吸うか、どこで吐くか、運動時の呼吸法、安静時の呼吸法など、正しい呼吸法とはいったい何なのか?迷ってしまってるいる人も多いのではないでしょうか。

 

 

 

今回はどんな場面でも臨機応変に使える「呼吸法の真実」をお伝えしたいと思います。

 

 

 

何に対して使いたい呼吸法か

まず、その呼吸法を取り扱わなければならない「理由」を各々明確にしましょう。

 

 

 

ダイエットのための呼吸法ですか?

競技能力向上のための呼吸法ですか?

日常体力をつけるための呼吸法ですか?

仕事を捗らせるための呼吸法ですか?

病気を治すための呼吸法ですか?

 

 

 

様々あると思うのですが、まずはそこを必ず明確にしておいてください。

これは、効果を出すために「意識の焦点」を合わせるということです。

ご自身の目的は決まりましたか?

 

 

 

テーマはやはり「リラックス」

呼吸はリラックスのために使います。それは、先に選んでもらった呼吸法の目的が何であれ、すべてにおいて共通します。

 

 

 

力んでいる状態での力の発揮(物質的側面・精神的側面)は、アドレナリン過剰状態であり、どんどん感覚が麻痺していきます。力を入れようと頑張ってはいるが、実際には出力が上がっていない状態で、代謝能力や精神状態もそれに応じてあまり上がりません。硬くて痛い身体・融通のきかない硬い思考、になってしまいます。

 

 

 

反対にリラックスしている時は、本来その人の内側にある力(物質的側面・精神的側面)を引き出すことが出来ます。代謝能力の上限が、前者の力んでいる状態に比べれば、10倍以上発揮することが出来ます。つまり、代謝能力も10倍以上です。

ダイエット目線なら、とてつもなく痩せやすいということです。

競技目線なら、そんなに筋肉量はついていないのに「しなやかで強く美しいポテンシャル」を発揮できる状態です。

 

 

 

呼吸が正しく出来ているかをチェックする

さて、前項ではどんな目的においても「リラックスして呼吸が使えているか」が大事だと述べました。

ここからは、本当に正しく出来ているかを簡単にチェックできる方法を紹介します。

 

 

 

まず自分の腕を水平になる高さまで上げます。肘を伸ばした状態で横方向でも前方向でもどちらでも大丈夫です。もし誰か手助けをしてくれる人がいるなら、水平まで上げた腕を、下(地面方向)に押してもらい、押される側は腕が下がらないように水平の高さのまま止めておいてください。

だいたいの人は、始めは息を止めて踏ん張ろうとします。まずはそれで構いません。押す側はあまり強く押しすぎず、水平を保てるくらいの力加減を探ります。

 

 

 

できましたか?

 

 

 

次に比較して頂きたいのは、相手に押される力を入れてもらったまま、押される側が、息を「ふぅ~」と吐きます。

この時、押す側は先程と同じ力で押し続けています。

そして、息を吐くと同時に押される側の力が抜けて、腕が水平より下がってしまうかどうかをチェックしてみてください。

下がってしまう場合と、下がらずに水平のまま保てる場合の2つのパターンのどちらかです。

ここで大事なのは、押される側は「相手に勝とうとして力まない」ということ、ただ息を吐くだけのイメージです。

 

 

 

結果

水平より腕が下がってしまった人は「アドレナリン過剰で正しい呼吸法が出来ていない状態 = 身体と思考がガチガチ」です。

息を吐いても水平のまま保てた人は「適切な呼吸法の状態 = 自然体で自由度があり強く美しい身体と精神」です。

 

 

 

このチェック方式は、腹式呼吸や胸式呼吸の使い分け以前の、もっと基礎になる呼吸法となります。

 

 

 

具体的な対策

さて、息を「ふぅ~」と吐いても力が抜けずに水平で保てた人は何も問題ありません。

では、力が抜けて腕が水平より下がってしまった人は、何をすることが課題となり、適切アプローチなのでしょうか。

 

 

 

答は簡単。

 

 

 

人生において、頑張るのをやめましょう。

仕事を頑張るのをやめましょう。

スポーツを頑張るのをやめましょう。

トレーニングを頑張るのをやめましょう。

ダイエットを頑張るのをやめましょう。

 

 

 

「頑張る」という言葉を使うのをやめましょう。

 

 

 

では、どうするべきか?

 

 

 

「自己ベストを尽くしてください」

 

 

 

この言葉は「魔法のことば」です。

 

 

 

「自己ベストを尽くす」と心の中で唱えたり、実際に口にしたり、メールでの会話で使うようにします。

 

 

 

それだけでいいです。

 

 

 

「頑張る」とは、我(われ)を張るの意。要は自分の能力以上の力を発揮しようとしてオーバーヒート状態。

携帯電話でもPCでも、使いすぎて熱をもったまま、それでも使い続けるとどうなるでしょう?

車なら、1速のままアクセルをベタ踏みで走り続けたら、どうなるでしょう?

時として「頑張る」を経験する時期も必要ですが、一過性で十分です。何かと戦う(闘う)必要がないということです。

 

 

 

「自己ベストを尽くす」は、自分が本来持っている能力をそのまま引き出す方法です。

リラックスして呼吸が深くなり、潜在能力を最大限発揮できる状態に導き出す言葉が「自己ベストを尽くす」。

 

 

 

先ほど紹介したチェック法に併せて「頑張ります!」と発してから息を吐いてテストをするのと、「自己ベストを尽くします」と発してから息を吐いてテストをするのでも、一瞬で結果が変わります。ぜひやってみてください。

 

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

リラックスしている状態での力(物質的側面・精神的側面)が発揮できていれば、全身のエネルギーレベルが高いということ。

すなわち、痩せやすい身体、引き締まった身体、柔軟な身体、美しい身体、スポーツなどの競技能力の高い身体、高い精神性、ということです。

 

 

 

アドレナリン過剰状態では、無駄な抵抗が多く、本来その人が持っている潜在能力は眠ったまま、空回り状態ということです。

「闘争か逃走」しかない、選択の余地がない状態とも言えます。

 

 

 

あらゆる目的に呼吸法を取り入れるとしても、基準は「リラックスした状態」です。

日頃から「頑張ります。今日も一日頑張ろう」と会話やメールをするよりは、「今日もベストを尽くしましょう。日々自己ベスト更新」と発しておいたほうが、圧倒的に願望が叶うということです。

 

 

 

これは科学的に解明されている「量子言語プログラム」です。

しかも“2018年から本格的に効果が出はじめる”最先端の呼吸メソッドです。

 

 

 

呼吸法の真実は「頑張らずに、その瞬間の自己ベストを尽くす」という意識に在ります。

ぜひフォーカスしてみてください。

 

 

 

ということで、皆さん、今日も自己ベストを尽くしましょう。

 

 

 

 

2018/3/22

松下 幸広