ボディメイクコラム

Column

2018/02/23

他人の悪いところが見える時

マインド

 

 

他人の悪いところが見える時

その悪いところを自分が直してあげたいと思っている時

 

 

 

そんな時は、あなたが

 

 

 

自分が表面上に出している姿が本当の自分ではなく「偽り」で在る時に、

周囲に見せない内部(自分の本当の心)を、他人に投影して現実化させています。

 

 

 

「あの人はもっとこうしたら、幸せになれるのに」

「あの人はいつも、怒ってばかりいて可哀相だから、なんとかしてあげたい」

「あの人は、とても悲しそうに見えて切ないく感じるから、なんとかしてあげたい」

「あの人はいつも、何かを恐れ不安を抱いて見えるから、なんとかしてあげたい」

「あの人はいつも、何かを我慢していて、とても辛そうで、なんとかしてあげたい」

 

 

 

これは全て、自分の中に潜んでいる「未解決の問題」を

他人に責任転嫁(投影)して“おざなり”にしている事を、高次のあなたが知らせてくれているだけです。

 

 

 

つまり、上記の事から捉えられる「貴方の内部に潜む真実」は

 

 

 

いま在る幸せを感じることが出来ていない。

「怒り」を表すことが出来ていない、または怒り過ぎている「自分」が可哀相で、なんとかしてあげたい。

「悲しみ」をいつまでも忘れる事が出来ていない、または悲しみから逃げている「自分」が切なくて、なんとかしてあげたい。

「恐れ」を抱き続けている、または余りにも恐いもの知らずの「自分」が不安で、なんとかしてあげたい。

何かを我慢し続けて、とても辛くて苦しい「自分」を、なんとかしてあげたい。

 

 

 

それはまるで「鏡」のようです。

 

 

 

すべてに共通することは「自分を癒して、愛してあげる必要があるということ」

 

 

 

他人の問題を見つけるのに必死で、自分の問題は解決しないまま。

その方が断然、ラクなんです。他人を否定していれば、自分を正当化できますから。

 

 

 

でもその真理は、自己を否定した「現実逃避」です。

現実逃避は「依存」も生み出します。

 

 

 

酒に依存したり

食べることに依存したり

スポーツに依存したり

セックスに依存したり

メディアに依存したり

 

 

 

もし太ってしまったというなら、それに付随する

何か(人や感情)から逃げていませんか?

何か(人や感情)に依存していませんか?

 

 

 

現実逃避と依存は、他人に対する「同情」であり

「共感」ではありません。

 

 

 

同情するくらいなら「カネ」の方が

よほど綺麗なんですよ。

 

 

 

そして、気付かれたかもしれませんが、

このカルマの解消とは、あなたが本当の意味で、あなたの「心のまま」に生きれば、すべて解く事ができます。

 

 

 

「未解決の問題」に、気付き、取り組み、解消し、自分が満たされれば、他人を咎めたり揶揄することは無くなります。正確には、それまでの現実が「幻想(バーチャルリアリティ)」だったと解ります。

 

 

 

スピリチュアルな分野のヒーリングセッションや占いは「氣づき」を与えてくれる事は有っても、それその物によってカルマが解消されることは絶対にありません。

 

 

 

解決するのは「自分」ですから。

 

 

 

出てきた感情に「蓋」をするのを止める。

 

 

 

「幸せになる勇氣」が必要です。

 

 

 

 

2018/2/23 上弦の月

松下 幸広