2020/04/18
人間は寿命までは死なない。-諦めと潔さの違い-
マインド
人間は寿命までは死にません。
死ぬ理由が、「ウイルス性肺炎」「癌」「交通事故」であれ、何であれ、死んだ時がその人の寿命です。
ですから、いま起きている社会情勢や体調という情報において、必要以上に恐れや不安を抱く必要はありません。
日本人はかつての精神性を失い、「諦めない」という建て前のもと、本質的な「潔さ」を持てずにいます。
人間も企業も地域も社会も国も、それぞれが生命(いのち)であり、それが終わるときはその生命の寿命がきたということです。
寿命というものに抗わずに、失うときは失うという潔さがあれば、何も恐くなります。不安もなくなります。
現状が崩れてしまうという恐れや不安があるから、自分を我慢させて手放せずにいる人がほとんどです。
ですから、いま起きている社会情勢や体調という情報において、必要以上に恐れや不安を抱く必要はありません。
「諦めが肝腎」という言葉がありますが、この言葉の元の意味は「潔さが肝腎」ということですから。
諦めない心でたくさんの事に挑戦したならば、その後は、潔さを持った取捨選択が必要となります。
「人間万事、世の中のすべては、天の摂理で決まるのが90%、あとの10%だけが人間の成し得る限界だ。」
松下 幸之助 格言集より