2019/04/23
人と比較してもいいが、人に左右されてはいけない。
マインド
何であれ、どんな事象であれ、他人と比較しないということは現実的には難しいことではないでしょうか?
近頃では、人と比較するべきではない。という教義が多いように感じますが、一度その考えを外してみる事をお勧めします。
なぜ人と比較する事をやめないで欲しいと提唱するかというと、「人はひとりで生きている訳ではない」からです。
理由はとてもシンプルです。
では具体的にどのように考えを持てばいいのか?
これは、人と比較する事は問題のない事とし、人と比較したとしても「人に左右されないようにする」という事になります。
ここで「比較」「左右される」「左右されない」について解説しておきます。
比較とは
比較とは、相手と自分に共通する同じ部分を見つけたり、相手と自分の相反する違う部分を見つけることを指します。
左右されるとは
相手と比較して「相手がこうだから、自分もこうする。」「相手に言われたから、自分の本意でなくても相手の言われるがままにする。」そのような状態を指します。
左右されないとは
相手と比較したうえで、共通する部分はその価値観を共有し、相反する部分は「それについては自分はそう思わない。という意思表明をしたり、それに関しては関わらない。」というような状態を指します。
では、左右されないためにはどうすればいいのか?
これは、いかに自分の「理念」を持っているかです。
「自分はこう考えているから、こうする。」
その理念の度合いによって、相手に左右される度合いも変わります。
理念がしっかりしている人であればあるほど、世間からすれば、いわゆる「頑固者」です。
頑固者と聞くと、あまりいいイメージがしないかもしれませんが、そういう人ほど自分の「理念」を持っているのです。
間違っていけないのは、理念を強く持っていたとしても、相手にそれを押し付けてはいけません。相手に何かを強制するのは、ただの「支配」です。
「自分はこう考えているから、こうする。」
それを貫いていれば、相手に左右されることはありませんし、より自分がしたい事を本当の意味で出来る自分になれるのです。
そしてそれが「個人の在り方の確立」であり、「創造性の発揮」です。
最後に、
まとめの一文を
外を見て、内を創り上げ
内を出し、外の役に立つ