2019/11/16
パーソナルトレーニングとはプログラムを提供するツールである
ボディメイクコラム
【パーソナルトレーニングの本来の性質】
パーソナルトレーニングにおける運動プログラムの作成は、決められたメニューをこなすのではなく、ひとりひとり、その時の体調や状態に合わせて、瞬時にベストなメニューを選択しプログラムを組むことです。予め決められたメニューをこなすだけではないのがパーソナルトレーニングの本来の性質であり、本質と言えます。
【そもそもメニューとプログラムの違いとは?】
唐突ですが、「メニュー」と「プログラム」の違いとは何だと思いますか?
飲食店でイメージして頂くと分かりやすいと思うのですが、数ある料理名が一覧されているのが単品メニューです。コースメニューも、料理人が数あるメニューの中から厳選し、各料理を出す順番やタイミングが考慮されています。いい意味で一方的なのが「メニュー」です。
一方でプログラムとは、飲食店でいうならば、完全オーダー料理ということになります。
お客様の要望に合わせて、食材を変え、調理法を選び、味付けをアレンジする。一方的ではなく、料理人とお客様との間にあるコミュニケーションが、メニューの場合より深くなる。料理に「プログラム」などと名付けると味が落ちてしまいそうですが、理論的にはそういうことになります。
メニューは大多数への紹介型。
プログラムは個別への対応型。
そう言えると思います。
【トレーニングプログラムの作成には豊富な知識・技術・スキルが必要】
先述したメニューとプログラムの違いから、個別のプログラムを組むのはトレーナーが携えている知識・技術・スキルによって大きく左右されることが分かると思います。このことから、パーソナルトレーニングジムを選ぶ際はいくつかのお店を体験してみて、比較してから自分に合ったお店や納得できるトレーナーを選ぶことが大切でしょう。
【まとめ】
・メニューとプログラムは違う。メニューは多数への紹介型、プログラムは個別への対応型。
・全てのお客様にオリジナルプログラムを提供するのがパーソナルトレーニングの本来の性質。
・お店やトレーナーを選ぶ際はいくつか比較することが大切である。