2016/11/28
ダイエットに「水」は重要か?
ボディメイクコラム
“ダイエットを成功させる為には水をたくさん飲みましょう”
ダイエットに励む人なら一度は聞いたことのある台詞ではないでしょうか。
そもそも身体と水の関係性とはどういったものなのか?
今回はダイエットを効率よく進めることができる「水と人間」の関係性を解説します。
【なぜ人間には水が必要か】
そもそもなぜ人間には「水」が必要なのでしょうか?
身体の水分比率はご存じのとおり60~70%を占めていると言われています。人間の身体の大半が水分で出来ているため、身体には水分が必要なんです。
ではなぜ水分を体内にずっと留めておかず、身体を出入りさせるのでしょうか?
【代謝という機能】
前項の“水分の身体の出入り”は、人間の「代謝」という機能が、栄養素がある前提に起こります。
大きく分けると代謝には二つの機能があり、ひとつはエネルギー生産をするということ。筋肉を動かし、内臓を働かせます。生命を保つために必要不可欠な機能です。
もう一つの機能は、体内にある「毒素」や「老廃物」を排出すること。毒素は、口や皮膚を介して体外から入ってくるのはもちろん、ストレスなどにより自ら体内で生成してしまう事もあります。
必要のない毒素や老廃物を体内に留めておくと、身体が害されるので、生理反応的に体外に出したがります。
そしてこの2つの代謝機能「エネルギー生産」と「毒素排出」には、どちらにも“水”が必要なんです。
【代謝とは、呼吸・汗・便】
人は生きている時点で、じっとしていてもエネルギー生産(代謝)をしています。
生きている人の中に代謝していない人は一人もいません。死ねば代謝しなくなります。例外はありません。
前項で述べた、エネルギー生産と毒素排出には、どちらにも水が必要だと解説しましたが、その機能が「呼吸・汗・便」です。これについては詳しく解説するととても長く複雑になりますので、ここでは分かり易く書いておきます。
◆ガラスに至近距離で息を吐けば、湿気でガラスは曇ります。
◆「運動・興奮・暑い・辛い」このような刺激を受ければ、汗が出ます。
◆食べたり飲んだりしている限り、便(大・小)が出ます。
全て、水分があります。
体の外に出る水(水分)は、一度体内に水が入ってこなければ出せません。水が身体の中からオアシスのように湧き出てくる訳ではありませんので、必ず体外から体内に水を入れなければなりません。
ではこの代謝機能に必要な水、身体に入ってくる量が少なくなるとどうなると思いますか?わかりますね、
代謝が落ちるんです。
ガソリンが無いのに車は走りません。
ガソリンが無いのに排気ガスは出ません。
【まとめ】
「水と人間」の関係性。そしてその機能と役割。
代謝とは、エネルギー生産と毒素排出
代謝とは、呼吸・汗・便
代謝とは、水分の出入り
人間は絶えず代謝しながら生きていて、代謝には水が必要不可欠。
代謝に必要な水が、身体に必要量入ってこなければ、代謝は落ちる。
代謝が落ち「エネルギー生産」の量が減れば、元気が無くなり痩せにくくなる。
代謝が落ち「毒素排出」の効率が悪くなれば、溜まった毒素により心身の不調を引き起こす(病気・症状)
まとめてみると、単純なことが分かりますね。
結論として、ダイエット成功の為に水は・・
・・・めちゃくちゃ重要です。
生きるためにも、ダイエットの為にも、人間に無くてはならない「水」。
あなたが飲んでいるその水は、安全でしょうか?
あなたの水の飲み方(量・タイミング・温度)は、適切でしょうか?
次回は「ダイエットに効果的な水の選び方と飲み方」をテーマに、より実践的なアドバイスを書きたいと思います。
いつもコラムを読んで戴き有り難う御座います。