2017/08/18
「ありがとう」という言葉
マインド
「ありがとう」
皆さんは「ありがとう」という言葉をどれくらいの頻度で使いますか?
そもそもありがとうという言葉ばどのような意味なのか。また、現在常用化されているひらがな表記が正しいのか、それとも漢字表記が正しいのか。
今回は日常の会話に溶け込んだこの言葉を紐解いていきたいと思います。
ありがとうは「有り難う御座居ます」
「ありがとう」という言葉を漢字に直しますと「有り難う」となります。これは有ることが難しいと書きます。有る事が難しいので、それに対して感謝の気持ちを持ちましょうという経緯から「有り難う」と書きます。
さらに丁寧に「御座居ます」と付け加えます。御座居ますとは「尊い存在(神様)が其処に居らっしゃいます」と捉えます。森羅万象、起きている物事すべてに神様が居らっしゃって、有り難いこと。だから、有り難う御座居ます。
公的文書では「ありがとうございます」が主流
前項で先に漢字で書く元々の意味を解説しましたが、現在の公的文書の主流は「ありがとう」「ありがとうございます」となります。その理由は、漢字で表記すると画数が多く煩わしさを感じたり、手書きの場合は時間と体力を要しますので、ひらがな表記に簡略化されたものを主流とし、スマートに常用しているようです。
「言霊」という観点
漢字、ひらがな、という観点だけではなく、「言霊」という捉え方があります。言霊の意味は「言葉に内在する霊力」とあります。霊力となると一気に眉唾モノに感じる人も多いかもしれませんが、簡単にいうと霊力もエネルギーです。エネルギーがあるということは、発する言葉の違いで森羅万象に影響が出ると考えられています。
見えないエネルギー(氣・波動)を測定できる時代に
最近ではエネルギー測定器EAV(波動測定器)というものを使って「人の氣」や「物質の持つ氣」を測定することに成功しています。食物、筋力、電力等、すべて数字で表されるエネルギー値がありますが、そう分類した場合のうちの一つが、言霊(言葉から発せられる見えないエネルギー)で有ると解釈頂けるといいかと思います。
言霊観点でみた「ありがとう」のエネルギー値
先ほど人や物質の氣を測定できる装置が発明されていると述べました。では実際にありがとうのエネルギー値は、数字で表すといくらになるのか?その測定値はEAV基準で「50」という数値結果で、これは「完全中庸」を表すというのです。中庸というのは、陰でも陽でもなく、ネガティブでもポジティブでもなく、善や悪でもありません。つまりは全てのバランスがとれた中立的なエネルギーとなるのが「ありがとう」です。
逆プロセスの法則
とても信じ難い内容なので好きでない方はスルーしていただいて結構ですが、逆プロセスの法則という考え方があります。簡単に言うと、「ありがとう」と感じる出来事が起きてからありがとうと言うのではなく、何も起きていないけど「ありがとう」を日頃から発しておく、そうするとこの法則が働き、実際にありがとうと感じる出来事(現象)がたくさん起こるといいます。世間の流行りに合わせて言うなら「引き寄せの法則」と似たところがあり、とても面白いです。興味のある方は是非調べてみてください。
結論
著者の見解では、ありがとうの意味は「森羅万象に感謝する」という結論です。
漢字表記が正しいのか、ひらがな表記が正しいのか、この点に関しては、どちらも正しいと考えます。現代の風潮・状況に合わせて、違和感なく使い分けるのが良いでしょう。
まとめ
今回は「ありがとう」という言葉について解説してきました。こうやって言葉の意味や由来を探っていくと「漢字」へ行き着き、さらに漢字の一つ一つを紐解いていくと、深く言葉の意味を理解できます。日本語の魅力を感じますね。
そして著者個人が感じているのは、「ありがとう」や「感謝の気持ち」は、自然に湧き上がってくるものであり、相手に感謝されたいから何かをする、ありがとうと言って欲しいから何かをする、決してそういう事ではないと捉えています。
今あるすべての状況を有り難いことだと認識すれば、自然と「ありがとう」が愛でるのです。