2020/03/04
0 – 100マインドは結果を残せない
マインド
0-100マインドの人は結果を残せない
ゼロか100か?これを考えてしまう人が以外に多いです。
パーソナルトレーニングであれば、月1回のトレーニングしかしなかったら効果はないですか?という質問や、糖質制限であれば、2日に1回白米の量を半分にしても意味はないですか?という質問の類です。
結論から言うと、効果も意味もあります。
もちろん効果や意味をどこに置くかによって感じ方は変わってきますが、やらないよりかはやったほうがプラスにはなるのは当たり前のことです。
それが10や20というようにプラスの幅が広くなかろうとも、実行しているのにゼロやマイナスということはありません。
月に8回トレーニングしたら100になるのか、15回したら100になるのか、その価値観にも個人差があります。
また、100実行したから必ず結果が出るという事でもありません。
30しか実行していないのに結果が出る人もいます。
結果を出そうとするとき、100できないなら何もしない。
100=全力行動 0=全力放棄
このマインドは偏りすぎています。
どちらかしか出来ないのは好ましく有りません。
10でも20でもいいから、やることに意味と効果がありますし、その「努力の積み重ね=プロセス」が本当の意味で結果となって本人に還ってきます。
その人が出来ることを、出来る範囲でやればいいんです。
過剰でも不足でも有りません。
そして、0-100マインドの癖がついてしまっている人に注意して頂きたいのは、「すぐに結果を欲しがってしまう」というところです。
確かに結果は大事ですが、結果より大事なのは、結果までの「プロセス」です。
何を経験し、何を感じ、プロセスにおいて何を得られたか?
捉え方によっては、プロセスも「瞬間瞬間の結果」と言えるかもしれません。
すぐに結果を欲しがる人は、視野が狭くなり、プロセスに対する論理性と感受性の欠落が多く見られます。
何度でも言いますが、核心的に大事なのは、
“プロセスの中における自分の在り方”
0-100マインドの持ち主は結果を残せません。
なぜなら、望んだ結果を手に入れても、「結果までのプロセスから受け取ることができる自分への報酬」を置き去りにしているからです。
そして最後は、一度手に入れた結果さえも忘却してしまうのです。
“結果を残せない” ということです。
ゼロか100か。
そこに囚われることなく、プロセスと結果、結果とプロセスの狭間を楽しむことができる人で在ってください。
「プロセス」は瞬間瞬間の結果
「結果」は次の結果までのプロセス